家の中で服を脱ぎ、裸でお風呂に向かって渡り廊下を走るのです。
雨の日も、雪の日も、そして台風の日も。。。
そして辿り着くのがこの五右衛門風呂。
風呂の栓が木で、木槌でコンコン叩いてお湯を張ります。
薪では炊けません。煙突がないので。
一度炊いてみたら煙が充満してえらいことになりました。
つまり熱湯を溜め、熱湯足し湯です。
でも鉄風呂はあっという間に冷めます。
私がだいたい先に入る方だけど、冬はゆっくりしてられません。持ち時間10分。
気合いを入れて熱湯風呂に入って、ガバッと出たら一気に体も頭も洗って、そして熱湯を入れて熱〜くなったところでバトンタッチ。最近では10分以内で出て来れるほどになりました。
平さんもすぐに続いて入ります。ぼんやりしてたらぬるま湯になっちゃう。
たまに考え事をしてて冷えた状態ででてくることもありました。
時には私が風呂に入っている時に平さんがトイレに行って、そのまま無意識で廊下の鍵を締めて寝てしまい、私は裸で閉め出されたこともありました。
(その時はなんとか横の扉をこじ開けて庭に出て、縁側から侵入しました。こっちは裸で必死こいて家に入ったというのに爆睡してるのには激怒したなぁ。。。)
まぁそんな雰囲気とネタになるという点ではいい感じのお風呂だったけど、お風呂好きとしては結構辛かった。
そしてこちらは今の家の改装前のお風呂場。
錆びた洗面台。
タイルの上はまたもや綿壁。
洗面台は撤去。
まずは下地を塗って。。。
そして漆喰を塗って明るくなった。
このお風呂も薪で炊くタイプ。
排水とかもよろしくない状態だったのでいっそお取り替え。
壁のタマネギの輪切りみたいな柄のタイルはきれいな状態だったのでそのまま残しました。
はぁ〜明るい〜
そんなわけで普通と言えば普通だけど、私達にとってはかなりの進化。
毎日ゆっくり30分くらいかけて暖まらせていただいてます。
お風呂っていいなぁ〜
快適快適〜♪